未来のいのち 国際サミット2019 小冊子

<小冊子・編集>

みなさん、ドイツ国際平和村をご存知ですか?

ドイツの小さな町に位置するその場所には、世界の紛争や貧困地域でケガや病気で苦しむ子ども達をドイツに迎え入れて医療援助を提供している団体があり、ケガや病気が治るまで治療とリハビリを支援する活動を行っています。

1967年に市民団体により創設され、その活動資金は主として人々の善意、世界からの寄付金で成り立っています。これまでに2万人以上の命を救ってきましたが、過去には何度か経営危機に陥ったこともありました。25年前に日本のテレビ局での取材放送をきっかけに、日本からも寄付が寄せられるようになり、今日では約15%が日本からの寄付とされています。

ドイツの小さな町にあるドイツ国際平和村。そこへ続く1本道は、日本への感謝と第2次世界大戦を忘れないという思いを込めて「Rua Hiroshima(ヒロシマ通り)」と名付けられています。

今年4月、平和村の代表トーマス・ヤコブス氏来日に合わせて「未来のいのち国際サミット2019」を開催します。「経営危機を救ってくれた日本にお礼を伝えたい」というトーマス氏の願いで、広島、長崎、東京を回ります。この地球で一番尊く美しいものは子ども達のいのち。日本という恵まれた環境にいる私達が、未来のいのちのために何ができるのか。様々な事情で生きにくい子ども達を、日本の優れた医療システムで助けることはできないのか。国境を越えて肌の色を越えてみんなで考えたいと思っています。

私達は将来的に「Japan 国際平和こども王国 / JIP Kids Kingdom」設立を視野に入れた活動をしています。「未来のいのち国際サミット」は、その第一歩なのです。トーマス・ヤコブス氏の特別講演やパネルディスカッションなどを行い、最後に日本人の私たちからの贈り物として、平和村の子どもたちへの寄付金を託したいと思います。サミット成功のために、皆さまのご理解とご協力を心からお願いいたします。

https://a-port.asahi.com/projects/mirainoinochi/


株式会社 本

はじめまして、株式会社 本です。 本物の面白さや根本の楽しさを探求し、本音で本気を届けます。 そして、100年残る『本』を作ります。

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